あなたを癒すもの

礼拝メッセージ ー聖書のことばを、一緒に。

理由づけ(2020.3.8)

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主を待ち望め。その道を守れ。  詩篇37篇34節

 

 

 

《 使徒の働き25章22-27節 》

パウロはカイザルの前で裁きを受けるためローマへ行くことになりました。

その結果、過激派ユダヤ教徒から命を狙われる危機からは脱することができました。

 

総督フェストもユダヤ人たちとローマ市民であるパウロとの板挟みで、この問題をどう解決すべきかというジレンマから逃れることができたのですが、パウロをカイザルのもとへ送るための新たな課題が生じてしまいました。

なぜ、どうして、パウロをカイザルのもとへ送るのかという理由がないからです。

 

過激派ユダヤ教徒の訴える「パウロモーセの教えをないがしろにしている」とか「神を冒涜している」というのは、ユダヤ人の伝統や習慣、信仰の問題であって、ローマの法に関わることではありませんでした。

フェストはパウロをカイザルのもとへ送る理由を「後づけとして」何か見い出さなくてはなりませんでしたが、思い当たるものが何もありませんでした。

そこでユダヤ人でありユダヤ領主でもあるアグリッパにパウロを引き合わせれば、彼らの話の中からなにかヒントが得られるかもしれないと考えたのでしょう。

 

人を訴えるにはきちんとした理由が必要です。

 

本来それは、誰もが納得できる合理的根拠です。あとからとってつけられるものではありません。

 

ものごと誰にもきちんと納得してもらうために意味づけや理由づけを整理できる人になりましょう。

 

その場逃れのために理由をくっつけても、とってつけたような話になってしまいます。

意味は何か、理由は何か…頭の中をしっかり整理して考えましょう。