あなたを癒すもの

礼拝メッセージ ー聖書のことばを、一緒に。

信じる人は待てる人(2020.8.9)

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ヨハネ福音書1章29-34節》
【信じる人は待てる人】

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バプテスマのヨハネ旧約聖書の約束である「救い主の到来」を信じ続けました。

そして自分自身が救い主の道備えをする者であるという自覚をもって、自分のなすべき働き、すなわち「悔い改めの水によるバプテスマ」を人々に授け続けました。

 

バプテスマのヨハネはいつ、どうやって救い主の到来を知ったのでしょうか? 

それは誕生の時でも、イエスキリストから自己紹介された時でもなく、彼自身が主に水のバプテスマを授けた時でした。

 

バプテスマのヨハネは、32節でイエス様に水のバプテスマを授けた時、イエス様の上に御霊が鳩のように降ってきたのを見たと証言しています。

 

それまでヨハネは救い主が誰なのか、どんな方なのか、まったく知りませんでした。

神様が「この方こそが救い主であり、人々に御霊によるバプテスマを授けるお方である」とヨハネに語ったのでした。

 

実はヨハネとイエス様は幼少時から知り合いでした。

彼らの母エリザベツとマリヤは従妹同士で、ヨハネとイエスを身ごもったのも同じころ。

母同士が仲良しでしたから幼い二人が一緒によく遊んでいたことは容易に想像できます。

それでももちろん幼いヨハネは、イエスが救い主であるとは知る由もありませんでした。

聖書に親しみながら救い主を待ちつづけて大人になり、神の働き人となって人々に悔い改めのバプテスマを授けているときに、聖書の約束のお方に出会ったのです。

 

ヨハネは、静かに日々自分の働きを全うしながら、日常の生活の中で救い主を迎えたのです。


人類は、今年大きな試練にあっています。

 

しかし、救い主は必ず、再びお越しになります。

 

静かに、自分の日々の生活の中で普段通りに救い主を待ちましょう。