あなたを癒すもの

礼拝メッセージ ー聖書のことばを、一緒に。

自分のためではなく他人のために(2021.11.21)

 

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いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい
すべてのことについて感謝しなさい

1テサロニケ5章16−18節


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ヨハネ福音書 11章43-54節 】

 ー自分のためではなく他人のために

 

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エス様の「ラザロよ。出て来なさい」のひと声でラザロは死から生へと移し替えられました。
 
私たちは知的なことはさまざまなことを学び博識でも、霊的には無知な人が断然多いと思います。
それは霊的なことは非科学的であると考えるからです。
 
現代日本は特に知識は高レベルですが、霊のことがらについてまったくもって無知です。
 
 
エス様はユダヤ各地を巡って病を癒し、数々の奇跡によって神の力と霊の世界の超自然の力を示して来られました。
 
そして自分の家族とも考えていたラザロの死を通して、彼を死から生き返らせるという奇跡を示し、人々に神の霊の圧倒的な力を教えられたのです。
 
これをみた数多くの人々がイエス様は神の御子であると信じました。
そしてその中の幾人かは、彼らの宗教的な指導者つまり霊的な指導者であるパリサイ人の元へ行き、ことの次第を報告しました。
 
祭司長やパリサイ人、サドカイ人らはすぐさまサンヘドリンという議会を招集します。
これはユダヤの政治・宗教・律法について協議される機関です。
 
彼らは「このままこの事態を放置しておくとすべての人があの人を信じるようになる。そうなるとローマ人がやって来て我々の土地も国民も奪い取ることになる」と心配しています。
 
でもみんながイエス様を神の子と信じてもローマ帝国には関係のないことです。
 
彼らの心配は自分たちの支配的な立場が危うくなるという、自分たちの立場を守りたいだけのことでした。
 
これに対して大祭司カヤパが「あなた方は全然何も分かっていない。一人の人が民の代わりに死んで国民全体が滅びない方があなた方にとって得策だということを考えに入れていない」(49−50節)と言います。
暗にイエス様の台頭をそのままにしておきなさいと言っているのですが、カヤパも打算からそう言ったのです。
 
ともかくイエス様が一時的に国民の支持を集めたとしても、死んでくれれば自分たちの立場は安泰だ、ということで身勝手極まりなく、自分のことしか考えていないのです。
 
桜美林大学の勉学方針「学而事人」(がくじじじん)はそもそも論語のようですが、「学んだことは自分のためではなく、世のため人のために役立てる」という意味だそうです。
 
エス様は私たち一人ひとりが他人のため世のために仕える人になるようにと、ご自分がその手本を示されました。
 
他人のために命を捨てる勇気はなくても、イエス様の爪の垢程度でもいい、他人のため世のために役立つ人になりたいと思います。