ー 一人の神様・三位一体 ー
ピリポは
「あなたがたはもしわたしを知っていたなら父をも知っていたはずです。しかし今やあなた方は父を知っており、すでに父を見たのです」(14:7)
というイエス様の言葉を受けて「主よ。私たちに父を見せてください。そうすれば満足します」と言いました。
ユダヤ人は神様を、父あるいは父なる神様と呼んでいました。
つまりピリポは「神を見せてほしい」と言ったわけです。
神は姿なきお方、形のない存在です。
三次元の世界に生きる私たちは神の姿を見ることも触れることもかないません。
しかしそのご性質はイエス様を通して知ることができ、心と心、霊的に触れ合うことができるのです。
いいえ一緒に暮らしていたからこそ、わからなかったのかもしれません。
夫婦や家族が、一緒に暮らしているがため、その存在のありがたさを忘れてしまっているようなものです。
父も救い主も聖霊も霊的な存在であり、人間の目には見えません。
でも神様は確かにおられることを示すために、神の子救い主イエスキリストは人となってこの地上においでになったのです。
イエス様は天に昇られました。
しかし私たちが神の臨在をいつも感じられるよう、知ることができるようにと信じる者の心に聖霊を送ってくださいました。
なんて心強いことでしょう。