〜でっかい信仰〜
- 創世記 17章 15−22節
15)また、神はアブラハムに仰られた。「あなたの妻サライのことだが、その名をサライと呼んではならない。そんなはサラとなるのだ。 16)わたしは彼女を祝福しよう。確かに、彼女によって、あなたにひとりの男の子を与えよう。わたしは彼女を祝福する。彼女は国々の母となり、国々の民の王たちが、彼女から出てくる。」 17) アブラハムは ひれ伏し、そして笑ったが、心の中で言った。「百歳の者に子どもが生まれようか。サラにしても、九十歳の女が子を産むことができようか。」18)そして、アブラハムは神に申し上げた。「どうかイシュマエルが、あなたの御前でで生きながらえますように。」 19)すると神は仰られた。「いや、あなたの妻サラが、あなたぬ男の子を産むのだ。あなたはその子をイサクと名づけなさい。わたしは彼とわたしの契約を立て、それを彼の後の子孫のために永遠の契約とする。」20)イシュマエルについては、あなたの言うことを聞き入れた。確かに、わたしは彼を祝福し、彼の子孫をふやし、非常に多く増し加えよう。彼は十二人の族長たちを生む。わたしは彼を大いなる国民としよう。 21)しかしわたしは、来年の今ごろサラがあなたに産むイサクと、わたしの契約を立てる。」 22)神はアブラハムと語り終えられると、彼から離れて上られた。
* * *
私の中学校時代の友人のご両親が、今年ダイヤモンド婚(結婚70周年)を迎えられました。
結婚は70周年以降のお祝いは制定されていないそうです。
お2人で想定以上の結婚生活を生きてこられたということでしょうか。
70年間2人元気で夫婦でいられるケースはなかなかないと思います。
このご夫婦は施設にも入らず、2人で普通に生活されています。
もちろんヘルパーさんが来てくれて掃除、洗濯などしてくれるそうですが、基本、普通に2人の生活だそうです。
歳は90を超えています。
いつまでもお元気でいてほしいと思いますが、現実は少しずつ弱っていくのが人間の宿命です。
アブラハムとサラの夫婦も老いてますます神に用いられる器でした。
私たちが元気でいられるか、病弱になるか、死を迎えるか。
すべては神のみむねのままになるだけです。
長生きしたい、元気でいたいと思うなら、神に用いられる器になること、確信と強い信仰を持って生きることです。
神様は私たち人間の思いを遥かに超える力をお持ちです。
神様は不可能を可能にすることができます。
アブラハムとサラの夫婦はそれぞれ100歳と90歳を超えて子どもを授かりました。
神が祝福してくださったので健康を与えられて元気で、年老いてもなお思いもよらない祝福を得ました。
そしてそこにはアブラハムとサラの神への絶対的信頼と服従という強い信仰があったからです。
確かに彼らは神の仰ることを疑い、無理だと思いました。
でも神に従ったのです。
救い主を身ごもったマリヤのように、自分自身を神に委ねました。
不可能と思えることも神に委ねるスケールの大きな信仰を持ちましょう。
私にはできないことも、神様が成し遂げてくださいます。
〜でっかい信仰〜【創世記 17章15ー22節 】