〜クリスマス礼拝〜
【ルカの福音書 2章8節-20節 】
ー本当のクリスマスー
クリスマスシーズンになっても、様々な理由でプレゼントをもらえない、おいしいご馳走にあずかることもできない人々はたくさんいます。
一方で高価なプレゼントを惜しげもなく与え合い、あり余る料理を享受する人々もいます。
そもそも、クリスマスってなんでしょうか?
それは私たちの貧しい心を助け救ってくださる神の御子、救い主の誕生を祝う時です。
世の中に、心の貧しくない人などいません。
みな心は貧しいのです。
すべての人々は、貧しさを富に変えてくれる救い主キリストが必要なのです。
初めてのクリスマス。
今から約2千年前に救い主誕生の知らせはまず羊飼いにもたらされました。
当時羊飼いは定住地を持たず学歴もなく、社会からはみ出した人口調査の対象にもならない人々と考えられていました。
救い主誕生のニュースはそんな世の中のつまはじき者ともいえる弱く貧しい者たちに、最初に伝えられました。
彼らは貧しく知的な人々でもありませんでした。
でも御使いから伝えられた知らせを純粋に信じることができたのです。
御使いに知らされたそのままにベツレヘムに行き、飼い葉桶におられるみどりご、救い主を捜し当てることができました。
そして聞いたまま見たままを伝え、神を賛美し崇めることができました。
ご馳走でお祝いしたり、酒を飲み交わしたり、プレゼントの交換をしたりするのが重要なのではありません。
クリスマスの意味を知り、純粋な思いで救い主を信じて生きる人生が大切なのです。
イエス様はすべての人々の救い主です。
学歴など必要ありません。