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《ヨハネの福音書 3章27-36節》
【いいものはいい。なぜロレックスは愛されるのか?】
人類は紀元前2000年に時間を測る道具として時計を発明しました。
1810年にイタリアで腕時計が発明されて貴族を中心に普及していき、1905年、あのロレックス社が設立されました(ちなみにセイコーは1913年設立)。
以来ロレックスは腕時計の最高峰として世界中の人々に認められてきました。認められた理由は「良いものは良い」ということだと思います。
イエス様とバプテスマのヨハネは、並行して悔い改めの水のバプテスマを授ける働きを続けていました。
これは人間の目から見ると〝競合他社〟だったのかもしれませんが、神に仕える働きとしては両社とも認められる必要なものでした。
そして大半の人々がイエスのもとへ流れていくのを目の当たりにして、ヨハネの弟子たちはこれを嫉妬し、自分たちの師の行く末を心配して異議を唱えましたが、ヨハネはこれに対して「人は天から与えられるのでなければ何も受けることはできません。私はキリストではなくその前に遣わされた者である」と言いました。
つまり「いいのもはいいんだ」と言ったのです。
ロレックスはこの100年間本物の良い腕時計を世の中に提供し続けました。
人々は良いものを見分けて、それを認めました。
救い主イエスキリストの愛は本物の愛です。
人間バプテスマのヨハネとは違います。
でもヨハネたちの授けたバプテスマも、本物の愛…イエスキリストの愛でした。
人々が本物を認めてくれたのですから、それは妬む必要もなく、喜ぶべきことです。
本物の愛を認め、しっかりと握っていましょう。
2千年前から本物はいつまでも途切れることなく、これからも受け継がれていきます。