****************
《ヨハネの福音書 4章39-45節》
【うわべだけじゃない 確信のある本当の信仰】
きょうの聖書のことばは後半から解説していきます。
聖書には難解なところや少し首を傾げてしまうような言い回しがいくつかあります。
ヨハネ4章44-45節もその一つです。
そのため尊ばれないはずの故郷ガリラヤで歓迎されたのが、腑に落ちないということになってしまいますが、実はイエス様はベツレヘムでお生まれになりました。
エルサレムでイエス様が悔い改めのバプテスマを授け、多くの弟子を作ったり癒しのみわざをなさったりすることをよく思わず、迫害しようとする過激派が現れたため…つまり生まれ故郷で良く思われずにサマリヤを通ってガリラヤへ移動してきたということです。
確かにエルサレムでイエス様の癒しの奇跡を目撃し、イエス様を救い主と信じる信仰を持つ人々が起こされましたが、その信仰は奇跡という現象だけに目を向けたうわべだけのものでした。
信仰はうわべだけであってはなりません。
心の奥底の真実を問われるものです。一
方ヤコブの井戸でイエス様と語り合い福音を受け入れたサマリヤの女性から福音を聞かされたスカルの人々は、その後自分自身の目と耳…心の目と耳で福音に耳を傾け、心の底からイエス様を救い主として受け入れました。
確信をもっての信仰です。
本物の信仰は、「確信」があります。確信があれば揺らぐことなく、人生が、生き方が変わるのです。