【ヨハネの黙示録 22章1ー9節 】
ー 復活祭は、パラダイスへの招待状ー
ハッピーイースター!
主は十字架に掛かられて苦しみにあい、私たちの罪の身代わりとなっていのちを捧げてくださいました。
そして地上の生涯を終えられました。
その三日後によみがえり、天に戻られて私たちのための天の住処(すみか)を整えてくださっています。
黙示録22章1−9節は、いつの日か私たちも入るであろう天の御国の様子が記されています。
天の御国には、水晶のように水が光る川が中央を流れ、両岸にはいのちの木が植わり12種の実が毎月実る、とあります。フルーツは大体一年に一回しか実をつけませんが、毎月実をならせるとはさすが天国、と思います。
現実にもお茶の収穫などは、日本では夏も近づく八十八夜と年に一回ですが、スリランカのような熱帯地域では年中回り摘みといって2週間ごとに新芽が出て茶摘みができます。
天国には「もはや、のろわれるものは何もない」とあるように、悲しみ、苦しみ、悩み、痛み…私たちにとって嫌なことや生活の妨げとなるものなど一切ありません。
また夜もありません。
「夜がなければ寝られないじゃないか」と言う人々もいますが、これは象徴的な表現です。
永遠の世界である天の御国における人生は、お先真っ暗な絶望などあり得ません。
常に明るく照らし出されている、ということです。
永遠という果てしのない時間の流れに比べれば、有限のこの社会における人生は長くても100年。
たいしたものではありません。
わずかな時間の流れの中で、困難や苦しみがあっても、永遠の世界では永遠の平安が待っていてくれます。
そしてそれらを与えてくださるのはイエス様の十字架のみわざなのです。
イエス様は復活し、生きて私たちと共に永遠の世界まで一緒にいてくださいます。
パラダイスでの暮らしを楽しみに、その約束をしてくださる主の復活をお祝いしましょう。