あなたを癒すもの

礼拝メッセージ ー聖書のことばを、一緒に。

誰かのために祈る(2022.7.17)

あなたは私の神
主よ
私の願いの声を聞いてください


詩篇140篇6節
 

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ヨハネ福音書 17章11ー16節 】

 ー  誰かのために祈る

 

 

 

エス様は祈りについて私たちにしばしば教えてくださいました。

 

ルカの福音書11章1-4節で弟子の一人が「…私たちにも祈りを教えてください」とお願いすると

「このように祈りなさい」とおっしゃって《主の祈り》を教えてくださいました。

 

それからマタイの福音書6章5節では「祈りは偽善者のようであってはならない」

「人に見せびらかすかのように振る舞うな」とおっしゃっています。

 

またマタイの福音書18章19節では

「みなで祈りの課題を共有して、心を一つにして祈るように。そうすれば祈りは聞き届けられる」

ともおっしゃっています。

 

 

《祈り》とは私たちが神の力を体験するための、神とコミュニケーションをとる大切な手段です。

今日の聖書のことばは、イエス様の祈りの言葉です。

 

その内容は十字架の出来事のあと、地上に残されるイエス様を慕う者たちを案じた、イエス様を信じる人々を守ってくださるようにという、いわゆる《とりなしの祈り》でした。

 

 

そもそも、自分や自分につながる家族、友人、仲間たちのために、またまったく知らない人々のためにも祈ることはできます。

 

もともと人間は利己的な生きものですから、自分のためや仲間のためには進んで祈ることができるのです。

 

ですから祈りにおいて特筆すべきは、まったく見ず知らずの人々のために祈る《とりなしの祈り》です。

 

エス様はルカの福音書6章28節で

「あなたを呪う者を祝福しなさい。あなたを侮辱する者のために祈りなさい」

とおっしゃいました。

 

祈りの真髄の一つは、「自分の知らないない人や関係ない人のために祈ることができる」ということです。

 

とりなしの祈りは、祈りの真髄です。

 

他人のために祈る大切さを忘れずに祈る人になりましょう。