〜救いは必ず来る。だから信じて静かに待つ〜
エレミヤ書 29章 1-11節
1) 預言者エレミヤは、ネブカデネザルがエルサレムからバビロンへ引いて行った捕囚の民、長老たちで生き残っている者たち、祭司たち、預言者たち、およびすべての民に、エルサレムから手紙を送ったが、そのことばは次のとおりである。2)──これは、エコヌヤ王と王母と宦官たち、ユダとエルサレムの貴族たち、職人と鍛冶屋たちが、エルサレムを出てのち、3) ユダの王ゼデキヤがバビロンの王ネブカデネザルのもとに、バビロンへ遣わした、シャファンの子エルファサとヒルキヤの子ゲマルヤの手に託したもので、次のように言っている。──4)イスラエルの神、万軍の主は、こう仰られる。「エルサレムからバビロンへ私が引いて行かせたすべての捕囚の民に。 5) 家を建てて住みつき、畑を作って、その実を食べよ。6) 妻をめとっって、息子、娘を生み、あなたがたの息子には妻をめとり、娘には夫を与えて、息子、娘を産ませ、そこでふえよ。減ってはならない。7) わたしがあなたがたを引いて行ったその町の繁栄を求め、そのために主に祈れ。そこの繁栄は、あなたがたの繁栄になるのだから。」8) まことに、イスラエルの神、万軍の主は、こう仰られる。「あなたがたのうちにいる預言者たちや、占い師たちにごまかされるな。あなたがたが夢を見させている、あなたがたの夢見る者の言うことを聞くな。9) なぜなら、彼らはわたしの名を使って偽りをあなたがたに預言しているのであって、わたしが彼らを遣わしたのではないからだ。──主の御告げ──」10) まことに、主はこう仰られる。「バビロンに70年の満ちるころ、わたしはあなたがたを顧み、あなたがたにわたしの幸いな約束を果たして、あなたがたをこの所に帰らせる。11) わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ。──主の御告げ。──それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。
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今日から2022年のアドヴェントが始まります。
救い主誕生のクリスマスに向けてのカウントダウン、準備期間ということです。
いつの時代も苦しく辛い思いをしている人々がいて、救世主が必要です。
試練のどん底から私たちを引き上げてくださり、平安をくださり、祝福された歩みを導いてくださる救い主イエス様の誕生に期待して、時代が好転していくことを祈りたいと思います。
預言者エレミヤは、バビロニアによるイスラエル侵略とエルサレム陥落、そして多くのイスラエル人が捕囚に捕らわれたのちの紀元前600年前後に活躍し、エルサレムに残った預言者でした。
エレミヤ29章は、遠くバビロンで祖国を失い、奴隷として日々不安と絶望の中に生きるイスラエルの民への励ましの手紙です。
世の中が混乱に陥るとカルトが横行するのは、いつの時代も同じです。
当時バビロン捕囚のイスラエルの人々の間にも、にせ預言者や人々を惑わす占い師などが横行していました。
エレミヤはこういった人々を不安に陥れる者たちに気をつけるように、人々に注意を与えました。
大切なことは神の約束を信じて生きることです。
神は必ず信じる者を救い出してくださいます。
また私たちが良いものを得るために、辛いことや苦しみもお与えになります。
神が与えてくださるものを感謝し、喜んで受け取りましょう。
そして静かに救いの時を待つ。
それが神を信じる者のあるべき姿です。
神様の計画は信じる者に未来を、希望を、祝福を、与えてくださるものです。
それがいつかは、わかりません。
しかし神は必ず私たちを救ってくださいます。
信じて、期待して、神に忠実に従いながらその時を待ちましょう。
〜救いは必ず来る。だから信じて静かに待つ〜【エレミヤ書 29章1-11節 】
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