イザヤ書41章10節
〜今年も主とともに歩もう〜
出エジプト記 33章 5−14節
5) 主はモーセに、仰られた。「イスラエル人に言え。あなたがたは、うなじのこわい民だ。一時（ひととき）でもあなたがたのうちにあって、上（のぼ）っていこうものなら、わたしはあなたがたを絶ち滅ぼしてしまうだろう。今、あなたがたの飾り物を身から取りはずしなさい。そうすれば、わたしはあなたがたをどうするかを考えよう。」6)それで、イスラエル人はホレブの山以来、その飾り物を取りはずしていた。7) モーセはいつも天幕を取り、自分のためにこれを宿営の外の、宿営から離れたところに張り、そしてこれを会見の天幕と呼んでいた。だれでも主に伺いを立てる者は、宿営の外にある会見の天幕に行くのであった。 8)モーセがこの天幕に出て行くときは、民はみな立ち上がり、おのおの自分の天幕の入り口に立って、モーセが天幕にはいるまで、彼を見守った。 9) モーセが天幕にはいると、雲の柱が降りて来て、天幕の入口に立った。主はモーセと語られた。10) 民は、みな、天幕の入口に雲の柱が立つのを見た。民はみな立って、おのおの自分の天幕の入口で伏し拝んだ。11) 主は、人が自分の友と語るように、顔と顔とを合わせてモーセに語られた。モーセが宿営に帰ると、彼の従者でヌンの子ヨシュアという若者が幕屋を離れないでいた。12) さて、モーセは主に申し上げた。「ご覧ください。あなたは私に、『この民を連れて上れ。』と仰せになります。しかし、だれを私といっしょに遣わすかを知らせてくださいません。しかも、あなたご自身で、『わたしは、あなたを名ざしで選び出した。あなたは特にわたしの心にかなっている。』と仰せになりました。13) 今、もしも、私があなたのお心にかなっているのでしたら、どうか、あなたの道を教えてください。そうすれば、私はあなたを知ることができ、あなたのお心にかなうようになれるでしょう。この国民があなたの民であることをお心に留めてください。」14) すると主は仰られた。「わたし自身がいっしょに行って、あなたを休ませよう。」
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「うなじのこわい民」という表現は、出エジプト記でイスラエルの人々を形容する表現としてしばしば使われています。
心がかたくなで、人のアドバイスを聞かない人たち、という意味ですが、古代イスラエルの人々だけでなく、現代に生きる私たちも同じようなものです。
身勝手で自己中心的で、なかなか自分のやり方を変えられません。
かたくなな心を開いて主に明け渡す決意のしるしとして、主は人々に「身につけている装飾品をすべて取りはずすように」とおっしゃいました。
美しい宝石や金銀で自分を飾っても、心が貧し く汚れていたら、本当の美しさを手にすることはできません。
人間の真の美しさは、内側、すなわち心の中にあります。
「あなたがたは、髪を編んだり、金の飾りをつけたり、着物を着飾るような外面的なものでなく、むしろ、柔和で穏やかな霊という朽ちることのないものを持つ、心の中の隠れた人がらを飾りにしなさい。」（1ペテロ3：3-4）と聖書にはあります。
「美しい人」とは心の中を見えない飾り物で装う人です。
私たちはこの世に生きる限り、辛いことや苦しいこと、悲しいことを体験し続けます。
でもどんな時も主は私たちとともにいて、歩みを導いてくださるのですから、何も恐れる必要はありません。
主を信じ、主に祈り、願い求めて行きましょう。
2023年の新しい年も、心の中を良い思いで着飾って主とともに歩んでいきましょう。
主は私たちの歩みの上に、恵みと祝福を溢れんばかりに注いでくださいます。
〜今年も主とともに歩もう〜【出エジプト記記 33章5ー14節 】
