【ヨシュア記 6章1-10節 】
ー 神の力は奇想天外 ー
長い感染蔓延防止対策が解除されて4月3日には再び集会を開くことができるようになりました。
この間に遠いヨーロッパでロシアがウクライナに侵攻する侵略戦争が勃発し、世界は今まさに第三次世界大戦が始まるかもしれないという危機にあります。
この危機の中で私たちが微力ながらできることをしたいと思います。
まずは戦いが終わることを祈り、戦争で被災した人々や難民となった人々に私たちのできることをしましょう。
今日のメッセージは旧約聖書からです。
エジプトの奴隷生活から神様によって助け出されたイスラエルの人々は荒野をさまよい、神様が与えると約束してくださった安住の地を目指しました。
40年間の放浪生活中、エジプト脱出時のリーダーであったモーセもこの世を去り、ニューリーダーのヨシュアがイスラエルを率いていました。
神様が与えてくださるという約束の地には先住民がいました。
イスラエルは先住民と戦わなくてはなりませんでした。
エリコの町は特に堅固で頑丈な高い城壁に囲まれており、陥落させるのは不可能と思われていました。
落胆するイスラエルの人々に、神様は「私がエリコの街を陥落させる。私の言う通り行いなさい」とおっしゃいました。
人々は、神様が具体的な戦術を授けてくださるものと思っていましたが、神様がヨシュアに授けた戦術は、奇想天外。空想の世界のもののようでした(ヨシュア6:3-5)。
神の力を侮ってはいけません。
神は「やる」とおっしゃったことは必ず実行します。
それも、私たちが思いもよらないような形でです。
いま私たちの周りで起こっている抜け道の見えない「コロナ」や「ロシアのウクライナ侵攻」の問題も、私たちの思いを超えて解決できる力が神様にはあるのです。
その力を信じて、祈りましょう。
そして「えっ…こんなことするんですか?」と思っても、
神様がおっしゃるなら信じて従うことのできる人になりましょう。