あなたを癒すもの

礼拝メッセージ ー聖書のことばを、一緒に。

毎日がイースター(2020.3.15)

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主を待ち望め。その道を守れ。  詩篇37篇34節

 

 

 

《 使徒の働き26章1-13節 》

キリスト教信仰の神髄とは、自分が罪人で悪人であることを認め、キリストの復活の力によって神の憐みにより善人と呼んでもらえることです。

 

決して自分が善人になったと考えてはいけません。

 

神の憐みによって、善人と呼んでもらっているに過ぎないのです。

 

人間は誰しも自分の行動は正しいと思っています。間違っていることに気づいて過ちを認めるのは大変で難しいことです。

人間はかたくなで、身勝手です。

 

パウロは自分がユダヤ人として、またユダヤ教徒として、とくにパリサイ人として、生まれてからずっと教えに従って厳格生きていた、とアグリッパの前で証言しています。

それが正しいと信じていたからでした。

盲目的な信仰は、たとえ罪を犯していても正しいことをしていると思ってしまうものです。

パウロキリスト教徒を迫害して徹底的に弾圧しました…それが間違いだと気づくまでは。

しかし彼は幻の中でキリストに出会い、自分の過ちに気づきました。そして自分が途方もない悪人であることを認め、神の憐みによって善人と呼ばれるに至ったのです。

パウロは自分自身が善人であるとは言っていません。神がそのように認めてくださったと言っているのです。

 

キリスト教は悪人を善人へと導く宗教です。

神の憐みによって善人と呼ばれるのです。

知恵ではなく、行いでもなく、神の愛によるもの。それが救いです。

 

私たちは誰も自分を変えることはできません。

エスキリストが変えてくださるのです。

私たちは生きているイエスキリストによって日々変えられます。

 

一昨日より昨日、昨日より今日、今日より明日。

 

エス様の復活の力によって、日々、より良く変えていただくことができるのです。

 

私たち信仰者には、毎日が復活を祝い感謝するイースターなのです。