あなたを癒すもの

礼拝メッセージ ー聖書のことばを、一緒に。

夢・希望・勇気 −その原動力

人の日は、草のよう。 野の花のように咲く。
風がそこをすぎると、それは、もはやない。

しかし、主の恵みは、とこしえから、とこしえまで、
主を恐れる者の上にある。

詩篇103篇15−17節

 

 

 

 

 

 

使徒の働き   1章 1−8節

1) テオピロよ。私は前の書で、イエスが行い始め、教え始められたすべてのことについて書き、 2)  お選びになった使徒たちに聖霊によって命じてから、天に上げられた日のことにまで及びました。

 

3 エスは苦しみを受けた後(のち)、四十日の間、彼らに現れて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。 4) 彼らと一緒にいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。5) ヨハネは水でバプテスマを授けたが、もう間もなく、あなたがたは聖霊バプテスマを受けるからです。」6)そこで、彼らは、いっしょに集まったとき、イエスにこう尋ねた。「主よ。今こそ、イスラエルのために国を再興してくださるのですか。」 7) エスは言われた。「いつとか、どんなときとかいうことは、あなたがたは知らなくてもよいのです。それは、父がご自分の権威をもってお定めになっています。 8) しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレムユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」

 

                                  

日本聖書刊行会 新改訳聖書 第二版 ©︎1982)

 

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 〜夢・希望・勇気 −その原動力

 
エスキリストと教会の働きは、イエスキリストの十字架のみわざから絶えることなく始まった『神の恵み』という時間帯の始まりです。
 
使徒の働きの書は、私たちが神の恵みをいただくために何をすべきかが教えられています。
神の恵みと祝福は何もイエス様のみそばにいることではなく、十字架の教えに従うことです。
 
エス様は、見ることができなくても私たちのそばにいつもいてくださると教えられています。
 
十字架の出来事のあと、イエス様は弟子たちの前に現れて、再び共に食事をし、時間を過ごし、弟子たちにこう言われました。
エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい」(使徒1:5)。
 
エルサレムを離れないで」とは教会を離れて勝手に行動するなということです。
 
エス様の働きはイエスキリストの体である教会の働きです。
エス様の働きを担うには、教会を離れてしまってはできないのです。
またイエス様の働きは神の働きであり、人間の働きではありません。
人間の能力を超えた神の能力に頼ることです。
 
「父の約束を待ちなさい」とは、初代教会の時代はまだ降臨していなかった聖霊を待ちなさい、ということです。
 
聖霊はこのあと、使徒たちが一つの場所に集まっていたペンテコステの日に、信じる人々の心に宿ってくださいましたが、現代ではイエスキリストを信じたその時に、信じる者の心に来てくださいます。
 
私たちはその聖霊に聞き従い、聖霊の力に頼って生きるのです。
 
聖霊はイエス様ご自身であり、私たちに未来と夢、希望を与えてくださるからです。
 
聖霊の力をいただいて、未来に期待し、神様から多くの恵みと祝福をいただきましょう。
聖霊は私たちに夢・希望・困難に立ち向かう勇気を与えてくださる、私たちの原動力なのです。
 


〜夢・希望・勇気 −その原動力〜【使徒の働き   1章1−8節